美術館と博物館

THEハプスブルク展

ドイツにも行ったし、中野京子の本も好きだしこれは観ておかねばならないTHEハプスブルク展。大雨だったこともあってなかなか具合のいい人出で、観やすかった。

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「オーストリア皇妃エリザベート」が予想外に大きくてびびる。あの特徴的な髪飾りは花でなくて星だったのか。どんだけの髪量だったのやら。写真では胸元で両側の髪を交差して結んでいるようなものもあります。

表現は色々だけど、とにかく受け口が多いハプスブルクの人々。かのマリー・アントワネットも実は受け口だったらしい。

徳川家は約400年、ハプスブルク家は約650年・・・。

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買ったのはこの本。全カラーで中野京子の特別寄稿もあるし、お得っぽい。所々ワイドショー的な浅さもあるがね。


展覧会のお供にはこちら。会場でももちろん販売されていました。読みやすいし、調子も良いので良い気分で読み進められます。

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国立博物館表慶館「story of・・・」展

GW中に寄りました。空いているようなら表慶館だけでも観たいなと思いましたが、勿論阿修羅展は1時間待ち、表慶館ですらも行列が。

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ならばカタログ購入だけが目的。

窓口で届け出ると特別なチケットがもらえます。それには館内のショップやレストランだけを利用するためのものだから通常展の観覧や館内散策はしちゃいけませんと書かれています。入場から約時1時間半後の時刻が記入されるので、それまでに出口にそのチケットを出さないといけません。

てことは1時間半は本館の仏像は観放題・・・?不敬な考えが浮かびましたが、卑怯な手だてで尊き仏の前には立てないので素直にカタログだけ買って退場しました。

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このカタログは展示を観た人なら絶対買うべき。作品に接した時の興奮がそのまま蘇ります。解説は英訳と思われ、ところどころへんてこになってますがそんなことではこのstoryの魅力は減じません。

しかし美しすぎる・・・。私なぞのような薄汚い存在がこのように美しいジュエリーと同じ時空を共有しているはわけないわと思うくらい。


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Osumosan フィリップ・マリニグ写真展

どこで知ったのか定かでないが、とにかく飯田橋の日仏学院でフランス人写真家の相撲をテーマにした展示が行われているらしいので行ってみた。

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チラシからしてかっこいい。

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日仏学院には初めて足を踏み入れたが、日曜日で尚かつ良いお天気だったこともあって、ちょっとヒクぐらい優雅な雰囲気の中、併設されたレストランで食事をする人々がいました。そんな文句の附けようもない空気を切り裂くようにデカデカと張り出されたお相撲さん達の写真があったのです。

なにかと思ったら野外にも大きい作品が展示されていたのでした・・・。デブの裸を観ながらフレンチとは、フランス人もなかなかシャレの効いたことをやるもんですな。

室内の作品は結構無造作にロビーやカフェ・廊下に展示されていて、作品をわざわざ観るというよりもちょっと魔が差した時に視界に入るかもしれないね的な感じ。もちろん無料。

しかし作品自体はとても良かったです。特に取り組み前の花道での動作を捉えた一連の作品は新鮮。力士個人の写真もあって、普天王や時天空などの他に我らが嘉風もフューチャーされていました。カタログ(4950円・・・もちろん買ったさ)では何と最初のページに嘉風が花道で仕切りの動作をする様子が!野外の大判作品にも嘉風の横顔があって、こりゃフィリップさんよほど気にいったとみたね。

5/11まで。これは夜食事がてらまた観に行きたいです。

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阿修羅展 その2

もちろん、いつもクリアファイルは買います記念だから。

クリアファイルはいくら買っても薄くてじゃまにならないし、製薬会社さんがくれるようなだっさいクリアファイル持ち歩くよりは断然仕事への意欲が違うんですよ。

あの製薬会社全般のコマーシャル力のなさってなんだろう。どのグッズもとことん格好悪い。コマーシャルの対象が医者だけだからってなめてんじゃなかろうか。

今回は下のゴールドヴァージョンがオススメ。いつもより高くて500円ですけど。

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「国宝 阿修羅展」と「story of・・・なんちゃら展」

なんと半休とってまで阿修羅展に行って来ました。4月の異動で早くも精も根も尽き果てたから、これぐらい許して欲しい。平日だけどそこそこの人出。並ばずに入場はできたけれど・・・平成館の前の長い長い柵をみるにつけぞっとします。どれだけ並ぶんだ。

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背景のピンクにしたのは誰だ。傑作じゃないか。

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もちろん会員です。

中に入ると、またしても日光・月光展の時のような立体的な阿修羅までの道のり。今回は朱色が効果的に使われていました。「いよいよ阿修羅ね!」と周りの人々もワクワクしているのがわかって自然と緊張、細い道がひらけた先に阿修羅さまは我々に見下ろされる形でおわしました。

美しい。

美しいが・・・腕ほそ!欠食児童か何か?
予想以上の細さでした。決して像自体は小さくないけども。
八部衆とともになんともいえない少年のような表情が一番の魅力。右の子だったか左の子だったか忘れたけどちょっと下唇噛んでるのがたまりませんな。周りを一周する形で拝ませていただきましたが、ひっきりなしに360度からジロジロ見られて、阿修羅様の憂いはもはや困惑に近く感じられました。ちょっとおかわいそう。
後の四天王像は迫力十分。

満足して出てきたあとにちょっと気になって寄ったのが表慶館。
Cartierの特別展「story of・・・」をやっていました。
これが中々見応えたっぷりで、結果的には阿修羅超え。ステキでした~。
特に2階の展示ではそれぞれに短い映像が付加されていて、そのジュエリーに秘められたstoryを知ることができるようになってます。この画像の具合がなんていうの?宙に浮いている感じ?でとにかくかっこいい。

一番メインに据えられていたのはマハラジャの大層なネックレス。フライヤーにも使われています。もう一つはメキシコの女優マリア・フェリックスの爬虫類系装飾品たち。どちらもものすごいボリュームで遠近感すらおかしく感じられ、圧倒されました。

こちらのカタログはぜひ欲しい。買わなかったことが悔やまれます。

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この展覧会には最後にちょっとしたサプライズがありました・・・絶対また行く。

 


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サントリー美術館:国宝三井寺展

当直明けは世界が黄色く見えると言います。
そんな中で久しぶりにミッドタウンのサントリー美術館へ。

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開祖・円珍の奇妙な頭の形のリフレインから始まる展示。迫力はこの黄不動像でした。もちろんガラス越しではあるけれど、とにかく眼前で360度観ることが出来ます。不動様が「ふぬーっ!!」と気張る鼻息が聞こえてきそう。背中の筋肉の写実的なようでいて実際はありえない盛り上がり方がステキ。あと膝ね。

しかし狭いねサントリー。

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鬼の交流博物館

博多で熱戦に酔いしれたあと、一人京都へ。6時博多発で9時過ぎに京都、そして目的地大江町には11時に着きました。

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ローマ字記述の据わりの悪いこと悪いこと。

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氷雨降る中、降り立つ。閑散としすぎていて、むしろ清々しい。さらっとした観光物産展示をかねた駅舎には改札なんてなし。電車が止まるたびに駅の人がドアを開けてくれました。駅員さんではなく、駅の人。

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駅からタクシーで15分ほど、「酒呑童子の里」はかなりの山中。赤く染まった山が連なる風景は「ああ、ここに酒呑童子が住んでいたわけね。」とあっさり納得できるほど意味深だ。意味深?
「鬼の交流博物館」の入り口には高さ5メートル日本一の鬼瓦。大きさが伝わらないが、受け口であることはわかる。

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なんとなく角。

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中は写真撮り放題。鬼の面と鬼瓦のコレクションがすごい。

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鬼瓦、時々ゴルフ。

鬼のモニュメントも観たかった。ウルトラマンを創った人の作だそうですよ・・・。

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ものごっつい遠くにあるっぽい。しかしもう寒くて寒くて断念。

大江町丸ごと含めて、とても味わい深い訪問でした。途方もなく遠かったけど。私の飽くなき鬼への執念がここまでさせたのです。同じくらいの執念を持っている人でないとオススメできない博物館でした。っていうか「交流博物館」の「交流」って別にいらないと思うんですけど。

切符が硬い。

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九州国立博物館「国宝天神様」

九州場所を観に行くにあたり、こちらも行きたかったのです。しかし太宰府は遠いなー。後で聞いたところによると白鵬の宮城野部屋や安馬の伊勢ヶ濱部屋は太宰府に部屋をおいていたそうな。わお。

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観たかったのはこちら。

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鬼フェチとしてははずせません。音声ガイドはなんと市原悦子。絵巻を迫力たっぷりに語っておりました。様々な媒体で天神信仰が語られていて、菅原道真がいかに崇拝されていたかはよくわかったけど、菅原道真の死に鬼的要素がなぜ加わったのかというところが今一つかなと。

定番のクリアファイルは京都北野天満宮所蔵の国宝・天神縁起絵巻の天神様。

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クオリティ高いぜ。

山笠的なもの。バス会社が資金提供してるのかしら。

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文明開化のかほりがいたします。


 

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ボストン美術館浮世絵名品展

亀治郎がpodcastでもナビゲートしているボストン美術館浮世絵名品展。
わたしゃもちろん亀治郎ファンですけど、このpodcastのコメントはちょっとどうかと思います。自身のコレクションも交えつつ「解説は観るな、作者と対話をするんだ」みたいなことを真顔で言っていました。なんだブルース・リーか。そりゃまあさぞかし浮世絵に詳しいんだろうけど、なんだろこの胃部不快感。来春に大型ドラマもあるし、TV露出が多いですけどどれもあまり好感もてないですね。よく言えば努力家・求道者・一徹、悪く言えば自己愛的・強迫的。ああ言ってしまった。ファンなのに。ファンなのに。

江戸東京博物館の開館時間延長は土曜日なので平日には行けず、土曜日の朝一に行きましたが十分混んでいました。そもそもちんまりした浮世絵を観るには展覧会という形式自体がストレスフルな環境。これで作者と対話しろっていわれても、まーお断りです。でも作品はどれも美しくて、描かれている傾城の着物の柄には特に興味ひかれました。ずぐずぐ言わずに私は目録でぐじっくり楽しみたいと思います。

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これだよ!とうなるほど欲しかったクリアファイル。それとチケットホルダーなる、小さめのクリアファイルも購入。

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「フェルメール展」 東京都美術館

さー行って来ましたフェルメール展。

あんまりTBSに踊らされるのも腹立つので、気のないふりして通り過ぎていましたが、「私はフェルメール」という有名なフェルメール贋作者の本を読んでますから。いかにゃあなるめいよ。
しかし東京都美術館は箱として今ひとつかと思います。天井が低くて暑苦しいし、地下に行ったかと思えば1階へ、また今度は2階とせせこましい。

フェルメールの作品は全て「これも贋作なんじゃないの?」という目線で観ました。特に一番最初に出てくる「マリアとマルタの家のキリスト」と最後の「ヴァージナルの前に座る若い女」です。

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前者はフェルメール唯一の宗教画、タッチがフェルメールらしくないのという理由で当初はフェルメール作ではないと思われていたもの。私も書籍でこの作品を観たときはなんでこれが??と思いました。例の贋作者ファン・メーヘレンの作の方に似ていると思ったぐらいです。でも実際に観てみると青の色合いとマリアが頭に巻いている布の素材感がすごくステキで、ワタクシ的に「よっしゃ、フェルメールやろ」と結論。作品としてでっかいのも良い。クリアファイル買いました。

後者の「ヴァージナルの前に座る若い女」は個人蔵。予想以上にものすごく小さい。2004年にサザビーズで「フェルメール作品」として1624万5600ポンドで落札されたもの。・・・え?27億ぐらい?ええ?
小さすぎてもう何がなにやらです。手なんて幽霊みたいに曖昧て心許ない。未完成とか弟子の後補という説も肯けます。やる気なさそうな微妙な表情などから、なんとなく私のフェルメールボーダーラインよりは上。

逆に誰の作品であろうと好きだなーと思ったのは「小路」。漆喰の白色がもう本当にとてもきれいではっとしました。この作品もクリアファイルがあれば良かったのに。かろうじてブックマークが1枚だけ残っていたのでもちろん買いましたけど。

金曜日の夜だったので、待ち時間はなし。流れはスムーズだけれどフェルメール作品前には人だかり。土日はどんだけ混むんだろうかと・・・ぞっとします。


ところで、11月は絶対これですよ。

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ぜひ醸されたいものです。

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