食べることと飲むこと

博多考

土俵入りの時に溜まり前に座って関取の紹介をする人。

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醜名・出身地・所属部屋など全て空でアナウンスしていた。「仕事だからね」では一言で終わってしまうけれど、この普通過ぎるたたずまいとのギャップにグッときた。だからといってこの場面にどの衣装が合うのかとも思う。たっつけ袴かなぁ。

観戦を終えたら長浜ラーメンを食べに行く。

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十数年前に来た頃はもっとわいわいしていて、お店の人ももっとぞんざいで一見さんなど軽くあしらわれていた記憶があるが、今はもっぱら観光客目当てでちょっと拍子抜け。おいしかったけど、少し切なかった。

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目の前の、このかごに盛られた刻みネギがたまらん。強迫性障害じゃなくってほんと良かった。幸せ一つ増えた。

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ラーメンもうまかったが、もやし炒めがシンプルで気に入った。お代わりしたかったが恥ずしかったのでやめた。母はラーメンをお代わり、替え玉はスープが薄くなるからといってもう一杯頼んでいた。お店の人、ちょっと引くの巻。


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Regensburg&Munich その2 ビール

一緒に旅した人らの中でダントツの酒飲みな私。特にビール大好きなのでこのドイツ旅行は垂涎ものでした。朝食以外は全てビールを飲んでいました。ヨーロッパの乾いた季候なのか、ビール自体の問題なのかとにかくのどごしが良くてグビグビいけます。どれもかれも美味しい。しかも昼間から飲んでもあまり酔っぱらわない感じがします。だからさらに飲む。

飲んだビールを記録。

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これはMunich空港について最初のビール。左はオクトーバーフェスト限定ビール。左はHofbrauのHelles。

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Munichの学食みたいな食堂で。LOWENBRAUのPils。

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これがあのHofbrau Houseの1literジョッキ。その大きさが潔いまでに伝わらない良い写真といえましょう。この旅で飲んだのはこれ1回切り。美味しかったけど、さすがに最後の方はもはや義務として粛々と飲み続ける羽目になりました。

食べ歩きに疲れてホテルで飲み会。近くのスーパーにはAugustiner Hellesしか冷やされていたのが無かった。これはつまらない味で記憶になし。

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のみの市で飲んだFranziskaner Weizenbier。グラスが可愛い。ついでくれたオジサンには「こんな昼っまから飲むのかい?オジョーチャン」みたいなことを言われた。えぇ飲みますわよオジサン。


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お約束の新庁舎地下にあるRatskeller (ラーツケラー)にてFranziskaner Weizenbier。この旅のベストビールはこれでした。

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ホテルで一人飲んだLOWENBRAU Original。レモンのような酸味が残ってとても爽やかな味わい。

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Munich空港での最後のHofbrau。

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空港免税店で見つけたOriginal五リットル缶。持って帰りたかったがどう考えても無理だろ。この色が良いのですけれど。

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Regensburg&Munich その1

いまだに旅行の余韻を引きずりつつ日常業務を片手間にやっちゃっています。

今回のドイツ旅行の食事で一番だったのはRegensburgの有名な橋のたもとのソーセージやさんでした。Historische Wurstkueche(ヒストーリシェ・ヴルストキュッヘ?)というドイツ最古のお店でかれこれ500年以上続いているらしい。関ヶ原の合戦前からということですね。ほほう。

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これこれ!このあともMunichに移動してたらふくソーセージは食べましたが、いずれもこれにまさるものなし。このソーセージを食べるためだけにまたドイツ再訪しても良いくらいでした。

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ドナウ河のほとりにあります。


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件の穴子

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ふっくら穴子のなんちゃらキュウリのせ。この細く刻んだキュウリと穴子のマッチングが絶妙でした。

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煮上げ・小箱。

あー画像観てるだけでもうっとりしてしまうぐらい。本当に美味しかったです。

日本橋店は店舗自体もとても雰囲気があって、なんと言いましょうか・・・穴子色です。穴子食べている!ここで今私!!と鼻息荒くなる感じです。

また行きたい。

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貴重な浴衣

母が今年誂えてくれた浴衣
天候不順のため袖を通せずにいましたが、とうとう!

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日本橋の穴子専門店「たまゐ」にて。

超大好評よ、母。

これを菊五郎劇団の時に着ていきたかったっ!いや、モロすぎて恥ずかしいかも。

穴子もうまい。私は焼きか煮かと言われたら、煮派。ふんわりとした食感がたまりません。穴子づくしのアテも素晴らしい。酒が進む進む。

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かつおこんぶ

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銀座三越の地下の豆腐屋さんでみつけた、削り節に昆布がまざったもの。これをふりかけた冷や奴のうまさと言ったら・・・。

最近の冷や奴事情としてはミョウガやキムチ、ザーサイにトマトなども載っけます。

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お伊勢参り 番外編 肉祭

松坂のことを記録に残すのを忘れていた。

伊勢にいくなら松坂で肉!牛肉!!とは当然の帰結。かなり前から悩んで色々ネットや周囲の伊勢経験者に聞いた情報を総合すると「色々難はあるが行くからにはやはり和田金」という意見に統一された。そして和田金へ。お店の写真を撮ろうと思ったら、仲居さんにお出迎えされてしまい機を逃した。

おはらい町の魔力に勝てずつまみ食いをしすぎた我々には荷が重かったが、それでもとても美味しかった。

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網焼き。

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すき焼き。

二人で網焼き2人前、すき焼き2人前、塩焼き1人前を食べた。
すき焼きと塩焼き(塩味のすき焼き)にはもちろん野菜がついてくる。コースにしない限り唐突にメインの肉が出てくるのでこれぐらいは普通食べられるのではないかと。全ての行程を座敷付きの仲居さんがやるけど、これはネットでも「気まずい」と評判のしきたり。

なにしろ肉を食らうのみの我々は、仲居さんの一挙手一投足を見つめるしか合間を埋める術がない。昨今のおもてなしにこの作法はどうかなと思うけど、そんな些細なことを帳消しにするほど網焼きは美味しかった・・・っ!缶詰大の大きさの肉が醤油ベースのつけだれと合わさり、斯くも繊細な焼き加減で我々の元に送られてくるのですよあなた。手が震えたね。

すき焼きは肉の柔らかさを堪能。それ以外はまあ普通。肉をしずしずと頂いたのちに野菜をわしわしと頂く。肉菜分業制である。

お土産のお肉六人前を含めて、約六万円也・・・まあ還暦祝いなんでね。

 

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お伊勢参り その8 帰途にて

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名古屋から東京までの帰路は一人旅。ジェイアール名古屋タカシマヤの地下で酒と肴を。冷えたワインの種類が少なかったのが残念でしたが、試飲用のカップが気前よく頂けました。肴は食べやすい練り物系。毎度のことだが酒と肴をそろえる要領がどんどんよくなっていっている自分が怖い。お共は森まゆみ「明治快女伝」。

新幹線乗るまで時間があったので高島屋にある三省堂書店をぶらぶらする。旅先でも本屋に入らないと落ち着かない悲しい性。マーケティングのところで赤福さんについて何かないかと探してみるが、唯一「同族経営の闇」といった内容のコメントが書かれてる本が一冊のみ。赤福さんを知るには一筋縄ではいかないということか。

あー楽しい旅だった。

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お伊勢参りその7 赤福さんのこと

今回の旅行はお伊勢参りというより赤福さん参りと言っても過言ではなかった。

結局本店・二見支店・鳥羽支店をはしごすることになりました。どこもメニューは至ってシンプルで赤福3個セット・赤福氷・お抹茶(お薄)の3つです。それぞれをそれぞれのお店で頂きました。なにやってんだか。赤福氷はない店舗もあるらしい・・・。

本店。

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二見支店にて赤福氷。

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赤福氷、中に赤福的なものが入ってます。一緒に写っているのは「伊勢だより」。毎日違う絵とメッセージが添えられています。なにより毎日違うってところがすごい。以前は週ごとだったところを好評につき毎日更新になったらしい。

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鳥羽支店。海産物とビールですでに満腹だったのでこちらではお薄のみ、それとお土産用の赤福を買いました。

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本店以外は時期的なこともあってものすごく閑散としていて、むしろ好ましい。ほぼ独り占め状態でした。

さてここで我々が伊勢神宮よりも心奪われた問題について。

まずおはらい町を歩いて気になったことがありました。何百メールと続く通りに立つ店舗がほとんど同じスタイルで作られていること。古のイメージが統一されすぎていてちょっと異様な感じを受けました。ここまで多くの店舗が足並みをそろえるというのは途轍もない事業だと思ったのです。

それからもう一つ、赤福がなぜ「赤福餅」だけでここまで発展できたのかということ。素直に事業展開するならば「八つ橋」のように色々な「味」を出してしかるべきだと思うに、赤福は頑なに一種類、それはなぜなのか。それから近鉄線や伊勢・鳥羽地域に見られる圧倒的な赤福の宣伝広告の多さもすごかった。赤福のマーケティングに興味がわいたのです。

そこで地元の人に聞いてみました。

証言①・・・地元のタクシー運転手。「うちの筆頭株主が赤福さんです。偽装の騒動の時はタクシーに貼ってある赤福シールも一時的に剥がしましたよ。」

証言②・・・近隣のとある有名店の仲居。「おかげ横丁は赤福さんの出資。おはらい町も空店が出ると赤福さんが買い取って、地元の人に貸すんだそうですよ。」

赤福はやはり餅売っているだけではなかった。まず最初の衝撃、おかげ横丁は全て赤福のものだった。さらに。

おかげ横丁を経営する「伊勢福」、「陶陶」などのレストラン経営する「伊勢壽」、おかげ横丁入り口にある「もめんや藍」も赤福の関連会社。なんと前の記事で伊勢唯一の作り酒屋と驚いていた「伊勢萬」も、さらに「おにぎりせんべい」のマスヤも関連会社でした。

ちょっと調べただけでもこれだけありました。すごすぎる。上の店舗のように表立って経営していなくても、ほんとに空き店舗を買い取って賃貸しているとしたら・・・だとしたらあんな風に完璧な町並みが再現されてもおかしくない。おはらい町は見えぬところで赤福だらけなのかもしれないです。

だから赤福ってやつは腹黒いというつもりは全然なし。確かにおはらい町の統一性には気持ち悪さを感じましたが、「伊勢神宮」のおかげを受けた企業が自身の営利も十分考慮しつつ地域貢献を果たしているという点がすごいと思ったのです。偽装問題は別件。

地域の活性化って行政だけではダメなのです。何らかの消費を動かすには行政や無償のボランティアといった非営利の取り組みでは限界がある。ぶっちゃけきれい事では金は生まれないと思うんです私。

地域を潤すには「まずうちが儲かる、そしてそれをある程度地域に還元する。地域が活性化することでまたうちが儲かる。」という考えが健全で且つ妥当だと思います。それを実践しているのが赤福さんなのではないか。実際多くの企業が赤福さんを頼りにしている。しかも地域に金を落とす我々旅行者も赤福さんが整えた町並みを楽しみ、赤福さんプロデュースの商品を買いうれしくなっている。

恐るべし赤福さん。すごいよ赤福さん。もっと知りたい赤福さんのこと。

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お伊勢参りその6 鳥羽で海産三昧

最終日は二見浦で夫婦岩を観たあと、鳥羽に戻って気になっていたお店へ。

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同じ大きさの店舗が並んでいます。みなほぼ同じスタイルで至ってシンプル。

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貝類を焼いて食わせてくれます。こんな感じ!

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アワビ。

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ハマグリ。一番美味しかったなぁ。これおかわりした。

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岩牡蠣。

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どれもシンプルなお味でとても美味しい。ごにょごにょ手を入れられるよりも、こんなふうにガッと焼いてドバッと出されてグビッとビールが一番だ。他のお店もちらほらお客さんが入っていたけど、みんなおしなべて飲んでました。みんな穏やかに幸せそう。

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