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10月の読書

10月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5125ページ

読んだなぁ。再読も多かったからか。グラーグを読んだのはもはや去年のよう。今月のベストは宮田珠己。「晴れた日~」を読んでしびれて、彼の著作を全て手に入れたもの。

紋章が語るヨーロッパ史 (白水uブックス)紋章が語るヨーロッパ史 (白水uブックス)
ドイツに行ってみていろんなところにある紋章がユニークで興味があったところに見つけたこの本。まさにライブラリィ・エンジェル降臨だ。前半は紋章そのものの歴史で少し退屈、後半のハーメルンの笛吹き男の衣装とか娼婦の衣装についての考察がおもしろかった。
読了日:10月31日 著者:浜本 隆志

日々の非常口 (新潮文庫)日々の非常口 (新潮文庫)
我々には気づかないような日本語の奥深さを教えてくれる。が、どうもバタくさいというかなんというか、いちいち環境問題を絡めてくるのもわかっているけど鼻につく。ひねくれものです。
読了日:10月29日 著者:アーサー ビナード

わたしの旅に何をする。 (幻冬舎文庫)わたしの旅に何をする。 (幻冬舎文庫)
あーくだらなくて面白い!低レベルのようでいて、終わりには結構核心をつくようなことを書き残しているのがキモ。それにしても核実験てー。そりゃ「わたしの旅に何をする。」と思うわな。彼の著作は全揃えしました。
読了日:10月29日 著者:宮田 珠己

カキフライが無いなら来なかったカキフライが無いなら来なかった
イチハラヒロコとしりとり竜王戦を足して二で割ったか、という感想。えもいわれぬ読後感。
読了日:10月27日 著者:せきしろ,又吉 直樹

聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)聖☆おにいさん 4 (モーニングKC)
ブロッコリーのパワーが半端ない。一発屋かと思っていたのに、ネタが全く尽きる気配ない。すごいな~。鳩のお父さんは絶対ソフトバンクの白いやつとかぶっていると思う。
読了日:10月27日 著者:中村 光

晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫 み 10-3)晴れた日は巨大仏を見に (幻冬舎文庫 み 10-3)
「意 味など考えず、その『物』自体を見よ。そしてそこのなかにある根源的な不安と対峙せよ」この一文につきる。何はともあれ著者が男性であることに作半ばまで 気づけなかった自分がいる。だってこのカバーデザインからしてどこかの仏女子の手慰み的ではないですか。しかも実際晴れた日に巨大仏見られた日少ないし。 そんなこんなでこれは今時の仏フリークの独りよがりな内容であろうと捨て置いた。しかし違ったなぁ。吹き出す言い回しの合間にほんとに意外と奥深い意見を 述べている。最後の日本巨大仏MAPがかなり有用。
読了日:10月25日 著者:宮田 珠己

ハプスブルク家の光芒 (ちくま文庫 き 27-1)ハプスブルク家の光芒 (ちくま文庫 き 27-1)
「ハプスブルク帝国」よりは人間が書かれていて興味ふかし。しかしなんだろ、私の教養が足りないせいなのか著者の深淵なる言い回しについて行けない。あと、びっくりマーク多い。
読了日:10月23日 著者:菊池 良生

WILLWILL
な んだよー神田君が至って好人物になっただけじゃないか。神田君にはずっとダメ人間でいて欲しかったのに。森野は森野で良い思いしすぎだぞー悲劇のヒロイン きどってんのかなどと悪態もつきたくなる。一つ一つのストーリーは淡くミステリーでくどくなく心地よい。最後の編のオチには素直に参りました。カバーデザ インも良い。やはり本多孝好はセンスがある。
読了日:10月22日 著者:本多 孝好

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)
走れメロスが一番でしょ。詭弁が詭弁をまとって洛中を激走する姿が地図でも想像できて楽しい。山月記の悲しき天狗の叫びは出だしのモリトミ調から打って変わって意外とシリアスだったのが印象的。
読了日:10月21日 著者:森見 登美彦

MOMENTMOMENT
続編が出たので久しぶりに再読。良い小説だ。伊坂幸太郎よりも癖がなくすっきりしていて好き。神田君のビジュアルをついつい想像してしまう。大阪の美術館でこの表紙の絵を偶然見つけた時は震えたなぁ。
読了日:10月21日 著者:本多 孝好

蝶は還らず―プリマ・ドンナ喜波貞子を追って (ウェッジ文庫 ま 7-1)蝶は還らず―プリマ・ドンナ喜波貞子を追って (ウェッジ文庫 ま 7-1)
日 本・明治生まれのクォーターがヨーロッパで伝説のプリマ・ドンナになった、と言う話。ヨーロッパでの活躍に比して日本では完全に忘れ去れていたという点と ナチスドイツ・ユダヤ人迫害などとも絡められた点がとても興味深い。テレビ番組制作から生まれた作品だが、著者の思い入れが強すぎて憶測にすぎるところが 目立つ。文章もなんだか変。
読了日:10月18日 著者:松永 伍一

ハプスブルク帝国 (河出文庫)ハプスブルク帝国 (河出文庫)
9 割方がハプスブルク家の歴史を淡々と述べているだけで退屈。確かに図版が多いのは良いが、もっとそれぞれの登場人物について知りたいなと思う。しかし最後 の1章が著者もいう通りキモです。先の大戦は民族の独立という大義名分がきっかけとなったけれど、その結果帝国は分割消滅させられ、この地には結局終わり なき民族紛争の種を残してしまった。かえりみるとハプスブルク家の長命の理由には超民族主義が挙げられるのではないかと言っています。その思想は汎ヨー ロッパとして現在のEUに引き継がれていると。
読了日:10月16日 著者:加藤 雅彦

天皇さまの還暦 (朝日文庫)天皇さまの還暦 (朝日文庫)
昭和天皇のお優しいお心持ちが良く伝わってくる。やっぱり「相撲」のシーン、安楽椅子からぐっと乗り出してご覧になるお姿は微笑ましい。
読了日:10月14日 著者:入江 相政

大相撲 (1977年) (平凡社カラー新書〈57〉)大相撲 (1977年) (平凡社カラー新書〈57〉)
昭和52年発行だからかなりエッジが効いた内容。今はとても書けないようなことが沢山載っていてなんだかうれしい。
読了日:10月12日 著者:高橋 義孝,北出 清五郎

昭和快女伝 恋は決断力 (文春文庫)昭和快女伝 恋は決断力 (文春文庫)
明治・大正の女の圧倒的存在感に比べて、昭和の女はなんだかしょぼい。森まゆみのインタビュー力不足もあるかも。はっとするものがなかった。
読了日:10月10日 著者:森 まゆみ

黒い聖母と悪魔の謎 (講談社学術文庫)黒い聖母と悪魔の謎 (講談社学術文庫)
再読。真っ黒な聖母や目隠しをされた女性像、はたまた葉っぱ男などキリスト教の素養がなくても興味深いテーマ。とっても面白いのに尺が足りない。もっと深く読みたいものです。
読了日:10月08日 著者:馬杉 宗夫

古本屋を怒らせる方法古本屋を怒らせる方法
目当てを手に入れるまでの著者のハラハラドキドキは面白かったし、京都の古本市がとっても魅力的。でも全体的に書痴半代記に比べると情緒に欠けて、チマチマとしているので退屈。
読了日:10月04日 著者:林 哲夫

グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)
一 気読みしてしまった。緊張してもぬけの殻になりまた緊張弛緩の繰り返しでどっと疲れた。前作はレオの葛藤の深さに圧倒されたけれど、今作ゾーヤとフラエ ラ。ゾーヤがブタペストのデモを観て自由!と激しく高揚する場面が印象的だった。フラエラの壮大な復讐劇も逆に女っぽい。女はまったくやっかいだ。レオか すんじゃってる。ネステロフの善人っぷりが浮き上がってるなと思っていたらあっさり退場してしまったのが気になる・・・みんなの感想を読んでいるとこりゃ 第3部で?!
読了日:10月03日 著者:トム・ロブ スミス

グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)
チャ イルド44の終わり方が不自然な形だったのでこりゃなにかあるなと思っていたが。つくづく罪深いねレオって男は。復讐on復讐のエンドレスで延々誰かしら が拷問を受け続けることになるのではないかしらこのシステム。あり得ないと思いつつもかの国では前作は発禁だというからやはりあり得るのかもしれないと 思ってしまえることが非常に怖い。
読了日:10月03日 著者:トム・ロブ スミス

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