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2009年9月の読書

9月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3013ページ

昭和なのか大正なのか、いやドイツだったのか。ドイツで読了した「杉田久女」が一番印象深い。それとウェッジ文庫の怒濤の攻め。

書痴半代記 (ウェッジ文庫)書痴半代記 (ウェッジ文庫)
またしてもウェッジ文庫にしてやられた。昭和初期の古本屋の風情とそこに集う書痴達の息づかいがこれでもかと感じられる。マニアックなのにマニア本にありがちな「一見さんお断り」みたいな雰囲気がなくってとても読みやすかった。ビブリオマニアって言葉好き。
読了日:09月30日 著者:岩佐 東一郎

皇族に嫁いだ女性たち (角川選書)皇族に嫁いだ女性たち (角川選書)
やたらと一覧表を活用しているがあんまりぐっとこない。一人一人の考察が浅いし、後半は日記が残っていて出版もされている梨元伊都子の記述に寄りすぎているのではなかろうか。現代皇室のことも書かなきゃいけないから色々制約があるのかもと思わせる中途半端な内容。
読了日:09月28日 著者:小田部 雄次

夜這いの民俗学・夜這いの性愛論夜這いの民俗学・夜這いの性愛論
柳田國男をけちょんけちょんに言い倒すアナーキーな論説は良いとして、そういうアナタは「オレはこういう経験をした、ああいう話をきいた」というだけの、い わば言いっぱなし芸ではないですか。いくら寄せ集めと注釈あってもこれでは読み飽きました。夜這いが集落のストレス発散の術だったというだけではね納得で きんですよ。「性器信仰の系譜」佐藤哲郎の方が読み応えあります。
読了日:09月24日 著者:赤松 啓介

芝居随想 作者部屋から (ウェッジ文庫)芝居随想 作者部屋から (ウェッジ文庫)
ほんとにウェッジ文庫は侮れない!こんな面白い本があったなんて!!昭和19年発刊、作者・食満南北の洒脱な語り口と描かれる歌舞伎役者のなんと個性的なこ と。特に十一代目仁左衛門と初代雁治郎の対照的な人物像が実に生き生きしていて面白い。ほんとにウェッジ文庫に感謝します。解説にあった「ライブラリィ・ エンジェル」というくだりに納得。
読了日:09月21日 著者:食満 南北

杉田久女 美と格調の俳人 (角川選書)杉田久女 美と格調の俳人 (角川選書)
神病のレッテルを貼られ、それがゆえに伝説化された杉田久女。じっくり作品を味わってみると作者の言う通り、その俳句にかける退っ引きならない情熱、気高 い知性が感じられる。その気高さがあるからこそ、対人関係における不安定さ・両価性がさらに際だつ印象。精神性ではないと思うが、ボーダーライン性はあっ たのではないか。虚子に対する行動は見捨てられ不安やall or noneな考え方、序文を書いてくれなければ他の流派に鞍替えしても良いなどという操作性などなど。
読了日:09月20日 著者:坂本 宮尾

ビールを楽しむドイツ語ビールを楽しむドイツ語
ビールに関するドイツ語よりも、ビールの分類や一口トリビア的なものはまさにドイツにいるだけに結構役に立った。
読了日:09月18日 著者:ヤン ヒレスハイム

くりま 2009年 09月号 [雑誌]くりま 2009年 09月号 [雑誌]
半藤氏のこの味わい深いお顔。しかも根っからの相撲ファンときている。東京大空襲の時に唯一自宅から運び出したのが全員そろった力士のメンコだっつーんだか ら。そういうディテールがあるからよけいに、この空襲のくだりは本当に生々しい。少年半藤君の人生を決めた衝撃「「なぜ、こんなことが?」という問いが重 い。
読了日:09月13日 著者:

大正美人伝―林きむ子の生涯 (文春文庫)大正美人伝―林きむ子の生涯 (文春文庫)
八代目三津五郎や六代目菊五郎とも交流があったのだなぁこの大正美人。森まゆみが書くと適度に距離を取っている感じでさわやかな読後感。男にべったり寄り 添って生きるのも腹立たしく、かといってピンと自立した女もなんだか味気ない。めまぐるしく価値観が変わる中でもこの女の葛藤は不変的。
読了日:09月13日 著者:森 まゆみ

すゞしろ日記すゞしろ日記
ちっちゃ!この大判でこの絵の小ささの意味がよくわかんないけど、中身はステキ。味わい深いわ~。買いの決めては「大相撲観戦の図」でして、場内の祭り的空気をよくとらえてらっしゃる。
読了日:09月11日 著者:山口 晃

有頂天家族有頂天家族
面白きことは良きことなり! 突拍子もない設定なのに京都の薫りをまじまじと感じることが出来るなんてどういうこと!?擬音愛好家としては末弟の出す「ケポッ」とかいう音がたまらん。面白きことは良きことなり!
読了日:09月09日 著者:森見 登美彦

暮らしのアイデア帖 トラベル編暮らしのアイデア帖 トラベル編
ドレステリアのパーカがどうしても欲しくなる本。
読了日:09月02日 著者:柳沢 小実

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
猫たらふく。二海堂ぷりんぷりん。
読了日:09月02日 著者:羽海野 チカ

「資本論」も読む (幻冬舎文庫 み 15-1)「資本論」も読む (幻冬舎文庫 み 15-1)
資本論の難解さを味わう。ところどころに顔を出す「牛への道」的なばかばかしくて思わず吹き出すコメントを頼りに読み進める。んんーでもちょっとつらい。もっと牛を!牛的なものを!
読了日:09月01日 著者:宮沢 章夫

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
猫まっしぐら。高橋君悪者顔。
読了日:09月01日 著者:羽海野 チカ

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
猫可愛らし。おねいさんグラマラス。
読了日:09月01日 著者:羽海野 チカ

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